小学5年生にして不登校になる②
今にして思えばそんなことで学校に行かなくなる私は軟弱者だ。
だけどその時の私は酷く絶望していた。
そもそも私が学校に行かない選択が出来たのには理由がある。
私の4歳年上の兄が不登校だったから、 それが身近なことであったからだ。
確か兄は中1の頃には既にほぼ不登校だった。
兄は心に何か問題を抱えていた。
兄に関してはまた別に詳しく書いていこうと思う。
まあ、こうして子供二人が同時に不登校になってしまったので
両親、特に母親には相当辛い思いさせた。
ひとりで声を殺して泣いてる姿を見たときは
本当に申し訳ないと思った。
だけどその頃の私は 自分の辛いことしか考えられなかったし 周りを思いやる余裕もなかった。
家族みんなが精一杯になってしまったのがこの時期。